臨牀透析 Vol.40 No.2(5)


特集名 血液透析患者の血圧を再考する
題名 透析患者の至適血圧―腹膜透析も含む
発刊年月 2024年 02月
著者 脇野 修 徳島大学大学院医歯薬学研究部腎臓内科学分野
著者 長谷川 一宏 徳島大学大学院医歯薬学研究部腎臓内科学分野
著者 田蒔 昌憲 徳島大学大学院医歯薬学研究部腎臓内科学分野
著者 柴田 恵理 徳島大学大学院医歯薬学研究部腎臓内科学分野
【 要旨 】 透析患者の至適血圧に関する正確な検討はなく,大規模コホートにおける後ろ向き観察研究では透析前血圧で120~160 mmHgまで広い範囲となる.降圧薬による介入研究の目標血圧は130~140 mmHgで,プラセボと比べ心血管事故のリスクを低下させている.またABPMや家庭血圧がよりよく心血管事故のリスクを反映していると考えられ,家庭血圧ではthe lower,the betterであり,135 mmHg以下が至適と考えられる.腹膜透析では導入3年までは下限が必要と思われ収縮期血圧110 mmHg以上,140 mmHg以下が至適と考えられる.導入3年以降はthe lower,the betterであるが積極的に110 mmHgまで近づけるべきかは異論があると思われる.血圧をターゲットにした大規模のRCT が必要である.
Theme We should reconsider the blood pressure of dialysis patients
Title Optimal blood pressure control (hemodialysis and peritoneal dialysis)
Author Shu Wakino Department of Nephrology, Tokushima University Graduate School of Biomedical Sciences
Author Kazuhiro Hasegawa Department of Nephrology, Tokushima University Graduate School of Biomedical Sciences
Author Masanori Tamaki Department of Nephrology, Tokushima University Graduate School of Biomedical Sciences
Author Eri Shibata Department of Nephrology, Tokushima University Graduate School of Biomedical Sciences
[ Summary ] No Summary
戻る