臨牀透析 Vol.40 No.2(3)


特集名 血液透析患者の血圧を再考する
題名 血圧測定法―ポジション／測定部位/血圧計
発刊年月 2024年 02月
著者 岡田 宜孝 近畿大学医学部腎臓内科
著者 坂口 美佳 近畿大学医学部腎臓内科
著者 有馬 秀二 近畿大学医学部腎臓内科
【 要旨 】 血圧を正しく管理するには正しく血圧測定を行う必要があるが，透析患者の血圧測定ではさまざまな要因を考慮する必要がある．透析患者の血圧管理で参考とする血圧に，透析時血圧，家庭血圧，自由行動下血圧などさまざまなタイミングがある．どのタイミングの血圧を基に管理を行うべきか，という問題には結論が出ていないが，近年透析時の血圧よりも家庭血圧や自由行動下血圧といった診察室外血圧が，心血管イベントや死亡など長期予後と相関することが知られていることから，透析時以外にも家庭での血圧を含めた評価が重要である．
Theme We should reconsider the blood pressure of dialysis patients
Title How to measure blood pressure in dialysis patient -- position, measurement site, and sphygmomanometer
Author Nobutaka Okada Division of Nephrology, Department of Internal Medicine, Kindai University Faculty of Medicine
Author Mika Sakaguchi Division of Nephrology, Department of Internal Medicine, Kindai University Faculty of Medicine
Author Shuji Arima Division of Nephrology, Department of Internal Medicine, Kindai University Faculty of Medicine
[ Summary ] No Summary
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