臨牀透析 Vol.40 No.2(12-1)


特集名 血液透析患者の血圧を再考する
題名 高血圧・低血圧透析患者の食事指導 (1) 塩分/水分/それ以外
発刊年月 2024年 02月
著者 玉浦 有紀 新潟県立大学人間生活学部健康栄養学科/社団悠友会志木駅前クリニック
【 要旨 】 血液透析患者の血圧には,「食塩・水分摂取量」をはじめ食事に関連する要因も寄与する.食塩・水分摂取量過多による体液量(体重)増加は血圧上昇の主因であり,透析中低血圧の起因となる.透析間の体重増加量が多い患者には,食事の聞き取りや食事記録から食塩・水分摂取量が適切かを確認し,過多の場合,改善に向けた工夫を患者と考え見直すことが重要である.一方,とくにドライウエイト(DW)が低い患者など,食事が十分にとれていない状況では,食塩・水分制限に焦点をあてた指導の強化でさらに食事量が低下し,DW のミスマッチなどからいっそう血圧管理を難しくする場合もある.多職種で情報を共有し,個々人の栄養状態や食事・食生活の背景を理解したアプローチが望まれる.
Theme We should reconsider the blood pressure of dialysis patients
Title Nutrition education focused on blood pressure management among patients on hemodialysis
Author Yuki Tamaura Department of Health and Nutrition, Faculty of Human Life Studies, University of Niigata Prefecture / Shiki Ekimae Clinic
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