臨牀透析 Vol.39 No.9(1)


特集名 在宅・長時間透析2023―快適で長生きするために
題名 在宅血液透析の現状
発刊年月 2023年 08月
著者 政金 生人 清永会矢吹病院/日本在宅血液透析学会・理事長
【 要旨 】 在宅血液透析はライフスタイルに合わせた十分な透析量を確保でき,QOLが高く,完全社会復帰ができる患者中心の医療の典型である.しかしながらわが国でわずか748人(0.21%)の患者がその恩恵にあずかるのみで,その普及啓発に課題がある.簡便な専用機器の開発,患者家族の負担を軽減する安全管理システム,光熱費への支援など患者を支えるシステムの整備などが必要である.同時に,医療者への普及啓発を進め,在宅血液透析を末期腎不全治療の一つのオプションとして確立させることが重要である.
Theme Home and long hemodialysis 2023 for patient's higher quality of life and prolonged life expectancy
Title The present status of home hemodialysis in Japan
Author Ikuto Masakane Yabuki Hospital / Japanese Society for Home Hemodialysis
[ Summary ] No Summary
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