臨牀透析 Vol.39 No.6(9)


特集名 保存的腎臓療法(CKM)
題名 CKMの実際―食事療法
発刊年月 2023年 06月
著者 中蔦 美佳 矢吹病院健康栄養科・管理栄養士
【 要旨 】 口から食べるという行為は,生きるための基本的な営みで,QOLに直結する要素である.したがってCKMにおける食事療法の目的は,病状の進行を抑制して栄養状態を維持すること,食を通してQOLを向上させることと考える.栄養評価や食事療法は個々によって内容が異なり,とくに終末期では1日の必要エネルギーや栄養素の充足にこだわりすぎず,食を楽しむ気持ちがもてるようなサポートが大切になる.患者や家族は,徐々に食べられなくなっていく経過に気持ちは揺れ動くため,医療者はそれぞれの思いに寄り添い,チームで情報共有し方向性を統一しながら,患者の意向に沿った関わりをしていくことが求められる.
Theme Conservative kidney management (CKM)
Title Conservative kidney management: dietary treatment
Author Mika Nakajima Yabuki Hospital
[ Summary ] No Summary
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