臨牀透析 Vol.39 No.6(14)


特集名 保存的腎臓療法(CKM)
題名 エンドオブライフケア―緩和ケア医の立場から
発刊年月 2023年 06月
著者 林 章敏 聖路加国際病院緩和ケア科
【 要旨 】 CKMは,進行性腎臓疾患をもつ患者にとって重要な治療法の選択肢の一つである.ただし,この選択を支持する背景には,十分な緩和ケアの提供がCKMの選択以前から選択後にも継続的に提供され,最期の時まで患者のQOLが保たれ,尊厳をもって生き,最期の時を迎えられることが重要である.エンドオブライフケアとは,「人生の最終段階におけるケア」と定義することができる.死期が迫り,死を意識したときに生じる身体的,精神的,社会的,スピリチュアルな苦悩に対するケア全般を指す.CKM におけるエンドオブライフケアは,患者と家族の尊厳とQOLを最優先に考えることが重要である.
Theme Conservative kidney management (CKM)
Title End of life care in kidney palliative care
Author Akitoshi Hayashi Department of Palliative Care, St. Luke's International Hospital
[ Summary ] No Summary
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