臨牀透析 Vol.39 No.5(1)


特集名 オンラインHDFの基礎から応用
題名 オンラインHDFのエビデンス
発刊年月 2023年 05月
著者 川西 秀樹 土谷総合病院
【 要旨 】 血液浄化法の目的は尿毒症毒素を除去することであり,近年は中分子量物質(MM)が目標になっている.オンラインHDF が開発され,透析関連合併症防止・生命予後改善などが示されているが未だ確定されていない.MMは糸球体を通過する溶質である分子量0.5~58 kDa の範囲として定義され,small-middle >0.5~15 kDa,medium-middle >15~25 kDa,large-middle > 25~58 kDaの分類が提唱された.日本ではlarge-middle領域であるα1-ミクログロブリン(α1-MG)除去が目標とされ,α1-MGの抗酸化作用が注目されているが,臨床エビデンスは未だ確定していない.
Theme From the basics of online HDF to its application
Title Recent evidence for online HDF
Author Hideki Kawanishi Tsuchiya General Hospital
[ Summary ] No Summary
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