臨牀透析 Vol.38 No.3(2-1)


特集名 多職種連携による透析医療
題名 透析医療における多職種連携(チーム医療) (1) 過去・現在・未来
発刊年月 2022年 03月
著者 山川 智之 仁真会白鷺病院
【 要旨 】 透析医療が救命医療から一般的な外来治療に発展する過程で,看護師と臨床工学技士が医師以上に処置に深く関わるという今の透析の職種連携の形ができあがった.維持透析は基本的に繰り返しの治療であり,医師があらかじめ出した指示に則って行われている.ある意味,透析におけるチーム医療は他の診療科と比べても進んでいるといえる.
透析患者の高齢化や合併症の増加などに伴い,透析における医師の重要性は増しているが,医師,看護師の確保は困難となりつつある.今後臨床工学技士の役割はより大きくなると思われ,レベルアップが必要である.また,若い看護師が透析医療を目指したいと思わせるような新しい透析看護の再構築が望まれる.
Theme Dialysis medical care by the multidisciplinary cooperation
Title The transition and problems of collaborative approach to the dialysis therapy
Author Tomoyuki Yamakawa Kidney Center, Shirasagi Hospital
[ Summary ] No Summary
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