特集名 | 透析患者の心臓病―診療の最前線を学ぼう | |
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題名 | 冠動脈疾患 (2) 透析患者の経皮的インターベンション治療 | |
発刊年月 | 2022年 01月 | |
著者 | 伊苅 裕二 | 東海大学医学部内科学系循環器内科学 |
【 要旨 】 | 透析症例の狭心症の診断は困難である.透析後半の苦しさが狭心症のこともある.薬剤溶出性ステントは非透析例での成績は素晴らしいが,透析例では不良である.その理由は再狭窄が透析例では石灰化結節のため,細胞増殖抑制薬が効かないためと考えられる.透析例に対する薬剤溶出性ステントの成績を示したOUCH研究においても,有効性は示されなかった.したがって,多枝病変に対してはバイパス手術が勧められる.一方,急性心筋梗塞などの急性冠症候群に対しては冠動脈インターベンション(PCI)は救命に有効であり,診断は難しいが,何か透析例がおかしいときには心電図をとり,ST変化が認められれば緊急PCIを依頼していただきたい. |
Theme | Study from front line of medical treatment for cardiac disease in dialysis patients | |
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Title | Percutaneous coronary intervention for patients with dialysis | |
Author | Yuji Ikari | Department of Cardiology, Tokai University School of Medicine |
[ Summary ] | No Summary |