臨牀透析 Vol.37 No.4(9)


特集名 透析の開始・継続・見合わせ
題名 保存的腎臓療法をどう進めるか
発刊年月 2021年 04月
著者 酒井 謙 東邦大学医学部腎臓学講座
【 要旨 】 医療技術の進歩のなかで,全力を尽くしても死は避けられない人生の終点である.その最終段階について,「善なる死」が大切なことであると多くの人が思う.善なる死とは体の痛みのない自然死であるとして,家族にとっても,負担のない時間,患者との穏やかな時間の共有が必要である.終末期医療においては透析を開始しない決断,ないしは維持透析を中止する決断もありうる.この場合,緩和ケアを中心とした保存的腎臓療法が必要である.
Theme Initiation, continuation and forgoing of dialysis
Title Conservative kidney management for ESKD patients
Author Ken Sakai Department of Nephrology, Faculty of Medicine, Toho University
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