臨牀透析 Vol.37 No.13(4-1)


特集名 透析医療システムの将来と医師の働き方改革
題名 透析業務の管理(安全担保) (1) 透析室管理の課題と解決
発刊年月 2021年 12月
著者 井手 真澄 長崎腎病院
著者 舩越 哲 長崎腎病院
【 要旨 】 透析の医療技術や業務のオペレーションはすでに効率化し尽くしており,本稿では今後効率を上げる余地のある2点,電子カルテとタスク・シフト/シェアについて述べる.電子カルテは新しい話題ではないが,当院ではデジタル化に伴い大量の情報が整理されないまま経時的に蓄積されるなどの問題点に対する工夫を行っている.
医療現場においてタスク・シフト/シェアを普及・推進させるための一つの鍵は医療クラークであり,近年厚生労働省からも具体的な方策が示されている.医療クラークは,日勤帯に透析室に常駐しており,業務の流れが把握可能で,ほとんどの職種の業務支援を行うことが可能であり,多職種連携の円滑化にも大きく貢献している.
Theme Work-style reform in Japanese doctors and its impact on dialysis therapy and care in future
Title Management of dialysis operations (safety assurance) -- problems and solutions in dialysis management
Author Masumi Ide Nagasaki Kidney Center
Author Satoshi Funakoshi Nagasaki Kidney Center
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