臨牀透析 Vol.37 No.11(1-2)


特集名 シームレスなCKD対策に向けての看護実践
題名 CKD進展予防からRRT導入まで (2) 看護の役割
発刊年月 2021年 10月
著者 内田 明子 聖隷佐倉市民病院看護部
【 要旨 】 慢性腎臓病の重症化予防,予後・QOLの改善のため,腎臓病療養指導士の養成が始まった.対象職種は看護師・保健師,管理栄養士,薬剤師である.現在1,665名が認定され,うち6割が看護職である.腎臓病療養生活支援の看護師の視点として,①対象である人を生活者としてとらえ,患者の望む暮らしと治療の調和を整えること,②医療の評価者は患者自身で患者の主観的評価が重要であること,③患者には自己決定の権利があり,セルフケアが治療結果を左右するということが挙げられる.腎臓病療養指導士の看護の役割は,前述の看護の視点をベースに,他職種の異なる価値観や視点を尊重した高度なコミュニケーションによって,効果的な活動を推進することである.
Theme Nursing practice for the seamless management of CKD
Title The role of nursing
Author Akiko Uchida Department of Nursing, Seirei Sakura Citizen Hospital
[ Summary ] No Summary
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