臨牀透析 Vol.37 No.11(1-1)


特集名 シームレスなCKD対策に向けての看護実践
題名 CKD進展予防からRRT導入まで (1) 看護実践の考え方
発刊年月 2021年 10月
著者 中村 雅美 大阪府立大学地域保健学域看護学類
【 要旨 】 CKDの概念が導入されて以降,保存期からの看護介入の重要性が浸透してきている.CKD看護実践は,患者がCKDとともに生活し,CKDとともにその人らしく生きていくことを支援することが基盤となる.CKD看護の中核は,患者の「病いの体験」の理解であり,それらを引き出し,CKDを抱えながら生きていく方策を患者とともに考えていく姿勢が求められる.セルフマネジメント支援,意思決定支援など,さまざまなCKDステージの局面で看護が提供されているが,医療と生活の両方に専門性をもつ看護師は,患者と協働的パートナーシップを築き,患者にとってのより良い生活とは何かを常に意識することが必要である.
Theme Nursing practice for the seamless management of CKD
Title Prevention of end-stage kidney disease to introduction of renal replacement therapy: approach to nursing practice
Author Masami Nakamura School of Nursing, Osaka Prefecture University
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