特集名 | バスキュラーアクセス ― トラブルを少なくするために | |
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題名 | AVGの適応―実践と工夫 | |
発刊年月 | 2020年 08月 | |
著者 | 丸井 祐二 | 聖マリアンナ医科大学腎泌尿器外科 |
【 要旨 】 | 人工血管使用内シャント(AVG)の適応は,自己血管使用内シャント(AVF)の作製が不可能な症例のうち,過剰血流に耐え,末梢循環不全のないものである.AVGのうちセルフシーリンググラフトの使用により,手術翌日からのAVG穿刺が可能であり,透析カテーテル挿入のリスクを回避できる利点があるが,適切なAVG作製には,AVFに比しやや煩雑な手術手技の習得が必要である.高齢者,長期透析患者では,AVGの割合が高まっており,心不全や感染症が生命予後因子であることから,維持透析継続において,過剰血流と感染の予防および適切な対処が重要である. |
Theme | The systematic approach to reduce the vascular access problems | |
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Title | Arteriovenous graft -- practice and ingenuity | |
Author | Yuhji Marui | Department of Urology, St. Marianna University School of Medicine |
[ Summary ] | No Summary |