特集名 | 透析患者PADの最前線 | |
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題名 | 日本におけるPADに対する取り組み | |
発刊年月 | 2020年 07月 | |
著者 | 小林 修三 | 湘南鎌倉総合病院腎臓病総合医療センター |
【 要旨 】 | 糖尿病の有無にかかわらず,慢性腎臓病は下肢末梢動脈疾患(PAD)の独立した危険因子である.透析患者は約33万人いるが,そのうち約4%が下肢切断を受けている.ひとたび大切断に至ると,その後1年で約半数の患者が亡くなるという厳しい現実がある.循環器科や血管外科の治療は進歩しているが,それだけでPAD治療が完結することはない.血管石灰化・末梢微小循環障害・多血管病という3点から透析患者固有の病態を捉え,フットケア・運動・栄養・薬物療法・透析方法などを検討する.先端的治療もさまざまある.透析現場では下肢末梢動脈疾患管理加算が診療報酬で認められたが,何よりもPADが重症化する前に早期に発見し治療することが重要である. |
Theme | The frontiers of PAD in hemodialysis patients | |
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Title | Comprehensive approach to peripheral arterial disease in Japan | |
Author | Shuzo Kobayashi | Kidney Disease and Transplant Center, Shonan Kamakura General Hospital |
[ Summary ] | No Summary |