臨牀透析 Vol.36 No.4(3-2)


特集名 世間の荒波にもまれるCKD-MBD治療
題名 CKD-MBDの疫学 (2) 生命予後との関係
発刊年月 2020年 04月
著者 木全 直樹 わかやま透析クリニック中野南台
著者 若山 慈恵 わかやま透析クリニック中野南台
【 要旨 】 透析患者の副甲状腺ホルモン(PTH)に伴う骨病変を中心とした腎性骨異栄養症(ROD)という疾患概念に基づいた治療が行われていたが,2005年にCKD-MBDという生命予後を加味した新たな概念が提唱された.CKD-MBDに関連する予後因子として,血清リン(P)値,血清補正カルシウム(Ca)値,血清PTH値における生命予後が,透析期(CKD G5D)と保存期(CKD G3~G5)に分けてガイドラインとして示されている.しかし,透析患者の高齢化などに伴い,生命予後を加味したCKD-MBDにおける管理目標値も今後変化することが予想される.
Theme The strategies for the diagnosis and treatment of CKD-MBD marked changes worldwide
Title Life prognosis of CKD-MBD
Author Naoki Kimata Wakayama Dialysis Clinic
Author Yoshie Wakayama Wakayama Dialysis Clinic
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