臨牀透析 Vol.36 No.10(2-3-1)


特集名 透析患者における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)/透析患者のADLとQOL―その評価法と対策
題名 ADLとQOL低下の予防と対処法 (1) 運動療法
発刊年月 2020年 09月
著者 内田 広康 つばさクリニック・看護師・臨床工学技士
【 要旨 】 透析患者の運動耐容能は健常者と比較して著しく低く,運動耐容能の低下した高齢透析患者が運動療法を行う目的は,身体機能の低下を抑制し自立を維持することにあり,健常者が体力向上を目指して行う運動とは異なる.また高齢透析患者に対して行う運動療法は,比較的低強度でも筋肉量や運動機能を維持できることが確認されているが,効果を得るために重要なのは継続することであり,運動が日常的な習慣として行われることが理想である.無理のない運動強度の設定と楽しく行える雰囲気づくり,さらに患者が効果を実感することが継続のポイントとなる.
Theme COVID-19 infection in dialysis patients / Activities of daily life and quality of life in dialysis patients―the assessment methods and measures
Title Exercise therapy during dialysis
Author Hiroyasu Uchida Tsubasa Clinic
[ Summary ] No Summary
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