臨牀透析 Vol.35 No.13(2-2)


特集名 長期にわたる停電・断水への対策―大型台風による広域災害/透析生活をサポートする―各職種ができることと限界
題名 看護師の視点から―患者が病と生きる方策をともに考える
発刊年月 2019年 12月
著者 不動寺 美紀 日本赤十字社福岡赤十字病院看護部
【 要旨 】 超高齢化社会による家族背景の変化や併存疾患をもつ透析患者の増加により,透析中のケア以外に医療者に求められる役割は拡大している.透析とともに生きる患者が,療養生活のなかで健康的であると感じられるQOLの維持を目指し,多職種と連携し支援することが看護師の役割である.その人らしいより良い生活はさまざまであることを理解し,医療者としてできること,できないことを患者に伝え対話を重ねながら,ともに妥協点を見出していく.また,限りある医療制度や社会資源を活用しながら,患者個々のQOLが維持できるよう,多職種・多部門,関連施設間や行政と連携して支援する.
Theme
Title What medical staff can and cannot do -- from the nurse's perspective
Author Miki Fudoji Department of Nursing, Japanese Red Cross Fukuoka Hospital
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