臨牀透析 Vol.28 No.11(2-2-1)


特集名 腎不全医療とチーム医療
題名 透析療法とチーム医療 (1) 看護師の立場から
発刊年月 2012年 10月
著者 中原 宣子 トキワクリニック・看護師
【 要旨 】 透析医療施設では医師,看護師,臨床工学技士,看護助手,事務職員らが従事している.それぞれの業務には明確な区分けがなく,施設単位で業務分担を取り決めている.しかし,チーム構成員の能力や考え方,仕事への姿勢などによりそれぞれの専門性が生かされないことがある.看護師は雑務を含めた多くの業務を任されるが,整理することで有効に能力を発揮できることがある.医師は医療チームのリーダーではあるが,患者の生活面やセルフケアに関わる部分は看護師が摑んでおり,適切な情報を医師に伝えることで治療やケアが有効に進められる.臨床工学技士はともに透析を実践するパートナーとして情報を交換することで,より有効に透析医療に貢献できる.医療専門職者は互いの能力を尊重しながら役割分担し,有機的に医療業務を構成することが大切である.
Theme Team medicine in the treatment for renal failure
Title Medical team in dialysis therapy from nurse's standpoint
Author Noriko Nakahara Department of Nursing, Tokiwa Clinic
[ Summary ] No Summary
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