臨牀透析 Vol.25 No.11(3-2-1)


特集名 腎不全患者への支援についての再考 --「指導」「教育」のあり方
題名 [ケース別にみた指導・教育]II. 透析導入期における教育の実際と課題(1)血液透析
発刊年月 2009年 10月
著者 中原 宣子 トキワクリニック・看護師
【 要旨 】 透析導入期の生活指導は,患者が今後のヘルスケアを適切に行うのに不可欠である.指導を始めるのは患者が透析療法を受け入れ,透析を含めた生活を築いていこうとした時期で,まず,自己管理の大切さを理解してもらうことが大切である.指導内容は透析療法に関連する知識と自己管理の実践方法を伝えていく.指導の成果は患者側の要因と看護師側の要因によって決まる.また,施設の看護体制にも左右される.指導は時間を要するため,業務上の工夫,指導者のコミュニケーションスキルを含めた教育も必要である.看護スタッフ数の相対的減少に加え,患者の高齢化と依存心の強い患者が増えている環境での指導は困難さを増してきている.
Theme Reconsideration of Support to Renal Failure Patients
Title Practice and problem of patient education program at introduction of dialysis treatment
Author Noriko Nakahara Tokiwa Clinic
[ Summary ] No Summary
戻る