臨牀透析 Vol.22 No.9(2-3)


特集名 透析医療への支援 -- 介護保険法改定を検証する
題名 透析施設との連携と問題点 (3) サービス事業所の立場から
発刊年月 2006年 08月
著者 中西 民子 福祉クラブ生協オプティ栄・介護支援専門員,元 同 訪問介護ステーションいこい・ヘルパー
【 要旨 】 サービス事業所のヘルパーが透析施設と接点をもつのは,車椅子介助による通院をしている患者を透析室まで送迎するときである.本来,介護保険は病院の外のサービスで,院内は医療保険とされていて同時に両方のサービスは受けられないことになっている.しかし,患者が病院に着いてから透析が始まるまでにも着替え,移動,体重測定,ベッドメイク,ベッドへの移乗などがあり,これらのことが1人でできない患者は誰が手助けをするのか・・・.院内,透析室における転倒事故などの責任は誰が負うのか・・・.病院側は人手不足を理由にヘルパーや家族に頼るのではなく,しっかりした人員配置 (ボランティア等の活用) をして,それぞれの持ち場で責任ある仕事ができるようにすべきである.
Theme Support for Dialysis Treatment -- Verification of the Amendment of Care Insurance
Title From the viewpoint of service providers
Author Tamiko Nakanishi Specialist for nursing-care support at home, Opti-Sakae
[ Summary ] No Summary
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