臨牀透析 Vol.19 No.9(2-4)


特集名 透析医療におけるIT化はどこまで進んでいるか
題名 透析用市販コンピュータシステムの有効利用
発刊年月 2003年 08月
著者 鈴木 卓 前田記念腎研究所茂原クリニック臨床工学部・臨床工学技士
著者 田端 唯次 前田記念腎研究所茂原クリニック臨床工学部・臨床工学技士
著者 川崎 忠行 前田記念腎研究所茂原クリニック臨床工学部・臨床工学技士
【 要旨 】 当院のコンピュータの歴史は,データ取得との格闘の日々であった.透析コンピュータ支援システム(透析システム)には透析経過データの記録と保存だけではなく,医事請求情報,薬剤情報,検査情報などの機能も存在する.このようなことから透析システムはデータベース・サーバとも成りうる.また,透析システムは病院システムの一部門であることから,他のシステムとデータを共有できることが重要である.しかし,一般には異なるメーカーのシステム間においてデータ共有を行うことは容易ではない.そこでこれを安価でしかも容易に打開する方法として,(1) データ交換フォーマットの標準化を推進する,(2) クライアントにWebブラウザを用いる,などがある.われわれはWebObjectsを用いて透析システムからデータ抽出を行っている.これはEOF (Enterprise Object Framework) 技術によるところが大きい.データベースに対し検索をする場合には,いかなる結果が出ようとも自分で責任をもたなければならない.
Theme How far have the Progress of Information Technology been made in Dialysis Therapy?
Title Practical use of hemodialysis support computer system
Author Takashi Suzuki Mobara Clinic, Maeda Institute of Renal Research/Clinical Engineer
Author Yuji Tabata Mobara Clinic, Maeda Institute of Renal Research/Clinical Engineer
Author Tadayuki Kawasaki Mobara Clinic, Maeda Institute of Renal Research/Clinical Engineer
[ Summary ] No Summary
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