臨牀透析 Vol.15 No.4(7)


特集名 小児期の腎不全対策
題名 小児期腎不全の看護
発刊年月 1999年 04月
著者 深澤 チカエ 東京都立清瀬小児病院・看護婦
【 要旨 】 小児腎不全治療の確立により,その生命予後は著しく改善されている.それに伴いQOLが向上し,社会復帰を目指せるようになってきている.
しかし,これを妨げる問題として患児の成長発達の遅れ,学校生活への不適応,母親の心理状況の問題がある.子どもの将来は,親の養育態度により左右されるところが大きい.そこで,患児のケアだけでなく,家族とくに母親へのケアが重要となる.当院では,よりよい社会復帰を目指すには,子どもが将来大人になった姿を念頭に入れ,医療者ならびに家族が一貫した態度で子どもに接していけるよう援助している.
Theme Strategy for the Treatment of Chronic Renal Failure in Children
Title Nursing for children with ESRD
Author Chikae Fukasawa Department of Nursing, Tokyo Metropolitan Kiyose Children's Hospital
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