臨牀透析 Vol.15 No.3(5)


特集名 透析看護の新たな展開 -- 透析患者の変化を読みとる
題名 透析室における看護過程の展開と評価 -- 評価を中心に
発刊年月 1999年 03月
著者 伊野 恵子 聖路加国際病院腎センター・看護婦
【 要旨 】 透析室の看護過程の展開における評価について考えた.評価とは,実践した看護行為により患者が目標としたレベルに達成できたかを判定することである.評価は目標達成されるまで再アセスメント,計画修正が繰り返されるため,看護の質を向上させる.評価はケアと同時進行で行われたり,記録やミーティングで遡及的に行われる.また,客観的なバイタルサインや検査データに基づくとともに,看護婦の知覚や患者の言語的反応など主観的方法により総合的に判断する.
透析室では各時期の患者の身体的,精神的,社会的状況に応じて患者が納得した目標を設定し,根気よく評価を繰り返す必要がある.
Theme The Expansion of Dialysis Nursing -- Perceiving the Changes of Dialysis Patients
Title Progress of nursing process and evaluating in the hemodialysis unit --Centering around evaluating
Author Keiko Ino Department of Nursing, St.Luke's International Hospital
[ Summary ] No Summary
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