臨牀消化器内科 Vol.39 No.4(4)


特集名 内科医が知っておくべき,肛門疾患の基礎知識
題名 裂肛
発刊年月 2024年 04月
著者 石山 元太郎 医療法人藻友会札幌いしやま病院
【 要旨 】 裂肛は日常診療で遭遇しやすい疾患であり,主症状は排便時の出血と疼痛である.治療は便性状の改善と外用薬による保存的治療が中心となる.放置すると慢性化し,創部が潰瘍化して周囲に肛門ポリープや見張り疣といった器質化病変を伴うようになる.また,肛門狭窄をきたし排便困難の症状が出現することもある.このような状態になれば外科手術の適応となる.外科手術には用手肛門拡張術(AD),側方内肛門括約筋切開術(LIS),皮膚弁移動術(SSG)などがある.
Theme Basic Knowledge of Anal Disorders for Physicians
Title Anal Fissure
Author Gentaro Ishiyama Sapporo Ishiyama Hospital
[ Summary ] No Summary
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