臨牀消化器内科 Vol.39 No.1(3-5)


特集名 消化器内視鏡診療における鎮静
題名 トピックス (5) スタッフに対する鎮静のトレーニング
発刊年月 2024年 01月
著者 竹中 完 近畿大学医学部消化器内科
著者 工藤 正俊 近畿大学医学部消化器内科
【 要旨 】 鎮静下内視鏡においては関わる医療スタッフ皆が鎮静に造詣が深いことが求められる.そのためには医療スタッフ全員が各鎮静薬の特徴を知り,鎮静薬関連患者死亡で最も多い呼吸抑制と気道閉塞を防ぐべく,呼吸回数,様式の評価,SpO2モニターのみならず鎮静レベルの監視を進めながら適宜確認することが重要となる.安全な鎮静下内視鏡を行うためにはブリーフィング,デブリーフィングを含む,鎮静マニュアルの作成と厳守が必須であり,マニュアルを厳守することで鎮静による偶発症予防につながるシステム構築が重要になる.鎮静下内視鏡に携わる内視鏡医は手技を安全に行うことはもちろんのこと,それを実現させるためにも医療スタッフへの鎮静に関する指導,指示,トレーニングが求められる.
Theme Sedation in Gastrointestinal Endoscopy
Title Sedation Training for Medical Staff in Sedation Endoscopy
Author Mamoru Takenaka Department of Gastroenterology and Hepatology, Kindai University Faculty of Medicine
Author Masatoshi Kudo Department of Gastroenterology and Hepatology, Kindai University Faculty of Medicine
[ Summary ] No Summary
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