臨牀消化器内科 Vol.39 No.1(3-4)


特集名 消化器内視鏡診療における鎮静
題名 トピックス (4) プロポフォールの実態と使い方
発刊年月 2024年 01月
著者 大木 大輔 東京大学医学部附属病院感染制御部/東京大学医学部附属病院消化器内科
【 要旨 】 近年,消化器内視鏡検査におけるプロポフォールへの注目が高まっている.内視鏡検査に対するプロポフォールは適応外使用であり,非麻酔科医によるプロポフォール鎮静は本邦においては,知見が十分とは言い難い状況である.非麻酔科医によるプロポフォール鎮静の施行には,術前のASA-PS分類や気道確保困難か否かの評価,環境面での整備が重要であると考える.ASA-PS分類がⅢ以上の患者に対しては非麻酔科医が施行すべきではないと考えられ,麻酔科専門医への相談が必須と考える.今後さらなる知見の集積が期待される.
Theme Sedation in Gastrointestinal Endoscopy
Title Facts and Usage of Propofol
Author Daisuke Ohki Department of Infection Control and Prevention, The University of Tokyo Hospital / Department of Gastroenterology, Graduate School of Medicine, The University of Tokyo
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