臨牀消化器内科 Vol.39 No.1(2-5)


特集名 消化器内視鏡診療における鎮静
題名 各論 (5) 緊急内視鏡における鎮静
発刊年月 2024年 01月
著者 山階 武 関西医科大学総合医療センター消化器肝臓内科
著者 島谷 昌明 関西医科大学総合医療センター消化器肝臓内科
【 要旨 】 消化器内視鏡診療においては緊急内視鏡処置を要する機会を数多く経験する.緊急内視鏡施行時には通常の予定された内視鏡とは異なり,前処置も十分行えず,さらに少ない人数で行うことが多いことから鎮静に十分な注意が払えない場合も多い.内視鏡検査時の鎮静薬の適切な使用は,苦痛を軽減し処置の円滑な施行を可能にするが,上記のような体制が整っていないなかでの緊急内視鏡時の鎮静薬の使用は危険も伴う.しかし緊急内視鏡時の鎮静に関するまとまった報告もないのが現状である.本稿では,鎮静薬使用に関する文献的な報告と,当院における緊急内視鏡時を含めた鎮静薬使用の実際について紹介する.
Theme Sedation in Gastrointestinal Endoscopy
Title Adequate Sedation in Emergency Endoscopy
Author Takeshi Yamashina Department of Gastroenterology and Hepatology, Kansai Medical University Medical Center
Author Masaaki Shimatani Department of Gastroenterology and Hepatology, Kansai Medical University Medical Center
[ Summary ] No Summary
戻る