特集名 | 臨床に必要な消化管アレルギー疾患 | |
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題名 | 食物アレルギー (1) 診断 | |
発刊年月 | 2023年 06月 | |
著者 | 福冨 友馬 | 国立病院機構相模原病院臨床研究センター |
【 要旨 】 | 食物アレルギーの診療は,当然ながら,詳細な問診から始まる.まずは,特定の食物の摂取により,再現性をもって症状が誘発されているか問診で評価する.疑わしい食物に対してIgE機序の反応が証明できるかどうかを評価するために,IgE抗体検査を行う.代表的なIgE抗体検査として,皮膚テストと血中食物アレルゲン特異的IgE抗体検査の二つがある.しかし,一般にあまりよく知られていないが,血中食物アレルゲン特異的IgE抗体検査は偽陽性,偽陰性が非常に多い.血液IgE検査の結果のみを根拠に食事指導を行ってはならない.食事指導は常に,実際の摂取時の症状の有無を根拠に行う必要がある.IgE抗体検査の診断性能向上のために,近年はアレルゲンコンポーネント解析という方法が利用できるようになってきた. |
Theme | Allergic Diseases of Gastrointestinal Tract for Clinical | |
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Title | Food Allergy -- Diagnosis | |
Author | Yuma Fukutomi | Clinical Research Center for Allergy and Rheumatology, National Hospital Organization Sagamihara National Hospital |
[ Summary ] | No Summary |