臨牀消化器内科 Vol.37 No.6(3-2)


特集名 内視鏡検査で大腸癌の見落としゼロを目指して
題名 見落としゼロに有用か (2) 大腸CT検査の立ち位置
発刊年月 2022年 06月
著者 永田 浩一 福島県立医科大学消化器内科学講座/永田内科・消化器科医院/自治医科大学放射線科
著者 木島 茂喜 自治医科大学放射線科
著者 馬嶋 健一郎 亀田メディカルセンター健康管理科
著者 五十畑 則之 福島県立医科大学会津医療センター大腸肛門外科
著者 松岡 正樹 福島県立医科大学会津医療センター大腸肛門外科
著者 大平 弘正 福島県立医科大学消化器内科学講座
【 要旨 】 大腸CT検査は大腸腫瘍性病変に対する高い精度を有していることから,大腸内視鏡検査の代替法として推奨されている.全大腸内視鏡検査の実施が難しい場合や全大腸の観察ができなかった場合に,大腸CT検査を代替法として柔軟に活用することは大腸癌の見落としを防ぐためにできる現実的で有用な対策である.ただし,大腸CT検査で陰性と診断された後,次回予定検査前に見つかる大腸癌として画像診断後大腸癌(post-imaging colorectal cancer;PICRC)の存在に注意する必要がある.大腸CT検査で陰性と診断され3年後にPICRCを認めた発生率は4.42%で,PICRCのうち61%は読影診断時のエラーによる見逃しである.PICRCの発生を低減するためには,①読影医はピットフォール病変に対する十分な知識を身につけ十分な読影・診断のトレーニングを行うこと,②診療放射線技師は標準的検査法を講習やトレーニングを通して身につけることが求められている.
Theme Aiming for Reducing Post Colonoscopy Colorectal Cancer
Title Causes and Prevention of Post-colonoscopy Colorectal Cancer and Post-imaging Colorectal Cancer
Author Koichi Nagata Department of Gastroenterology Fukushima Medical University School of Medicine / Nagata Gastroenterology Clinic / Department of Radiology, Jichi Medical University
Author Shigeyoshi Kijima Department of Radiology, Jichi Medical University
Author Kenichiro Majima Department of Health Management, Kameda Medical Center
Author Noriyuki Isohata Department of Coloproctology, Aizu Medical Center, Fukushima Medical University
Author Masaki Matsuoka Matsuoka Clinic
Author Hiromasa Ohira Department of Gastroenterology Fukushima Medical University School of Medicine
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