臨牀消化器内科 Vol.36 No.4(1-2)


特集名 消化器診療と感染対策―COVID-19を中心に
題名 COVID-19拡大下における消化器診療と感染対策 (2) COVID-19拡大下における消化器診療
発刊年月 2021年 04月
著者 伊佐山 浩通 順天堂大学大学院医学研究科消化器内科学
【 要旨 】 COVID-19の感染拡大により,一般の消化器診療は大きな影響を受けているが状況に応じて継続すべきである.消化器専門医がCOVID-19の診療に携わるのは,①一般内科・消化器外来受診,②合併する消化器疾患のコンサルタント,③感染拡大・院内感染の防止を考慮した消化器診療である.外来,病棟コンサルトではCOVID-19の消化器症状を把握して診療に臨みたい.一方,検査・治療の適応を決めるためには,一般消化器診療の状況,症例ごとのトリアージや感染リスク,検査・治療の感染リスクを考慮すべきである.一般消化器診療の状況は,COVID-19診療や,感染・濃厚接触により減少する医療スタッフを考慮し,通常,制限,縮小,Pre崩壊,崩壊の5段階に分けた.
Theme Progress in Advanced Endoscopic Treatments for Upper Gastrointestinal Tumors
Title Clinical Practice of Gastroenterology Under COVID-19 Pandemic
Author Hiroyuki Isayama Department of Gastroenterology, Graduate School of Medicine, Juntendo University
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