特集名 | IBD診療のdecision making ― 専門医の選択 | |
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題名 | IBDの活動性モニタリング (1) 便中カルプロテクチンを指標とした診療 | |
発刊年月 | 2021年 02月 | |
著者 | 山本 隆行 | 四日市羽津医療センターIBDセンター |
著者 | 下山 貴寛 | 四日市羽津医療センターIBDセンター |
【 要旨 】 | カルプロテクチンは好中球から分泌される蛋白で,便中においても安定化しているため,腸管炎症のマーカーとして注目されている.便中カルプロテクチン検査は,非侵襲で簡便に行うことができ,炎症性腸疾患(IBD)において,機能性疾患との鑑別,内視鏡的炎症の補助診断,再燃予測に有用であることが明らかにされている.本検査は寛解期IBD患者のモニタリングにおいて,最も臨床的意義が高いと考えられる.測定値が上昇した際に早期に治療を強化することで,治療成績を向上しうる可能性がある.しかし,本検査にはいくつかの問題点が存在する.本稿では,便中カルプロテクチン検査の有用性や問題点を述べ,本検査法をどのように診療に取り入れるべきかを検討した. |
Theme | Progress in Advanced Endoscopic Treatments for Upper Gastrointestinal Tumors | |
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Title | The Utility of Measurement of Fecal Calprotectin in the Management of Inflammatory Bowel Disease | |
Author | Takayuki Yamamoto | Inflammatory Bowel Disease Center, Yokkaichi Hazu Medical Center |
Author | Takahiro Shimoyama | Inflammatory Bowel Disease Center, Yokkaichi Hazu Medical Center |
[ Summary ] | No Summary |