| 特集名 | 門脈圧亢進症に対する診療 | |
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| 題名 | 門脈圧亢進症のおもな合併症―診療の実際 (9) 門脈肺高血圧症 | |
| 発刊年月 | 2021年 11月 | |
| 著者 | 厚川 正則 | 日本医科大学付属病院消化器・肝臓内科 |
| 著者 | 近藤 千紗 | 日本医科大学付属病院消化器・肝臓内科 |
| 【 要旨 】 | 一部の慢性肝疾患では，肝線維化の進展に伴い肝硬変へ病態が進行し，門脈圧亢進症を呈するようになる．門脈圧亢進症の随伴症状はさまざまであるが，肝外病変の一つとして門脈肺高血圧症（PoPH）の存在が報告されている．しかし，本邦におけるPoPH合併肝硬変症例の疫学的な報告は少ないうえに，PoPHの予後は不良であるにもかかわらず，肝硬変患者における実診療でのスクリーニングは不十分である．既報では肝障害度あるいは重症度とPoPHの合併の有無には関連がないことが示されており，肝予備能に関係なく，PoPH合併の可能性を念頭におきながら問診や心エコーなどの検査を行い，早期の診断，治療を行うことが重要である． | |
| Theme | Medical Practices for Portal Hypertension | |
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| Title | Epidemiology and Current Status of Portopulmonary Hypertension with Liver Cirrhosis | |
| Author | Masanori Atsukawa | Division of Gastroenterology and Hepatology, Nippon Medical School |
| Author | Chisa Kondo | Division of Gastroenterology and Hepatology, Nippon Medical School |
| [ Summary ] | No Summary | |