● 胃炎の京都分類を使いこなすための実践編


実践・胃炎の京都分類

  • 【ス−パーバイザー】 春間 賢
  • 【チーフエディタ】 加藤 元嗣
  • 【エディタ】 井上 和彦/村上 和成/鎌田 智有
  • 【ISBN】 978-4-88875-331-9
  • 【本体価格】 3,300円
  • 【刊行年月】 2026年 05月
  • 【版組】
  • 【ページ数】 220ページ

実臨床での内視鏡検査において,「胃炎の京都分類」に示した所見を用いた胃炎診断が急速に普及してきている.
胃粘膜の状態をH. pylori未感染粘膜,H. pylori感染粘膜,H. pylori既感染・除菌後粘膜に分けて診断することは,効率的な胃癌スクリーニングを行ううえで非常に重要である.
*本書の内容は『臨牀消化器内科』Vol.37〜Vol.40に連載したものをまとめた.
主な内容
H. pylori未感染所見
1.H. pylori未感染胃粘膜の内視鏡診断(総論)
2.H. pylori未感染での胃底腺粘膜と幽門腺粘膜の血管像について
3.H. pylori除菌後にRACはどこまで回復するのか
4.H. pylori未感染における畳の目所見とは
5.スクラッチサインはどのようにできるのか
6.粘膜吸引後にできるスクラッチサイン
7.陥凹型びらんと体部びらんとはどこが違うのか
H. pylori現感染所見
1.H. pylori現感染胃粘膜の内視鏡診断(総論)
2.びまん性発赤の内視鏡診断
3.点状発赤の診断
4.腸上皮化生の診断(WLI)
5.腸上皮化生の内視鏡診断(NBI)
6.腸上皮化生の診断(LCI)
7.腸上皮化生の診断(組織)
H. pylori既感染所見
1.既感染診断の実際(総論)
2.びまん性発赤の除菌後変化
3.既感染診断としての萎縮− H. pylori未感染の幽門腺粘膜と除菌後のC1およびC2の鑑別について
4.除菌後に新たに出現する地図状発赤とは
5.“フジツボ”様所見の意味合いは
6.地図状発赤とフジツボ様病変の関係は?
Ⅳ その他の胃炎・胃症
1.自己免疫性胃炎
  • 1. ピロリ除菌は自己免疫性胃炎の自然史を変えるのか
  • 2. 自己免疫性胃炎の萎縮未完成期内視鏡像(初期像を含む)の特徴
  • 3. 残存胃底腺粘膜の形態には意味があるのか
  • 4. 過形成性ポリープのH. pylori感染性胃炎・自己免疫性胃炎・PPI/P-CAB胃症において違いがあるのか
  • 5. 固着粘液は何を意味するのか
  • 6. 胃炎と胃癌でみられる白点は何を意味するのか
2.PPI/P-CAB胃症
  • 1. P-CABに伴う胃症の内視鏡像
  • 2. PPI胃症とP-CAB胃症に違いがあるのか
  • 3. PPI/P-CAB胃症における胃底腺ポリープの特徴はあるのか
  • 4. ひび割れ粘膜と敷石状粘膜の違いはなにか
  • 5. 蜘蛛の巣様粘液は固着粘液とどこが違うのか
3.Non-Helicobacter pylori-Helicobacter(NHPH)胃炎
  • 1. NHPH胃炎の内視鏡診断のポイント
  • 2. NHPH感染胃炎とH. pylori感染による前庭部優位胃炎の違いは
  • 3. NHPH感染胃炎とH. pylori感染による鳥肌胃炎の違いは
4.好酸球性胃炎
  • 1. 好酸球性胃炎の内視鏡所見にはどのようなものがあるのか
  • 2. 好酸球性胃炎は内視鏡的にどのように診断するのか
5.残胃胃炎
  • 残胃胃炎とは?