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★ 門脈圧亢進症学のすべてが本書1 冊に凝縮されている 全面改訂版
食道・胃静脈瘤 改訂第4版
- 【監修】
小原 勝敏,近森 文夫
- 【編集】
入澤 篤志,於保 和彦,中村 真一
- 【ISBN】
978-4-88875-321-0
- 【本体価格】
9,500円
- 【刊行年月】
2021年 06月
- 【版組】
B5版
- 【ページ数】
368ページ
- 【在庫】
あり
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- 本書の内容は、門脈圧亢進症学に取り組んでいるエキスパートの先生方の総力を結集したものであり、食道・胃静脈瘤のみならず異所性静脈瘤を含めた門脈圧亢進症患者の病態から新たな診断技術や治療技術などを惜しみなく網羅しているのが大きな特色であり、門脈圧亢進症学のすべてが本書1冊に凝縮されている。
主な内容
- 日本における静脈瘤治療の変遷と「食道・胃静脈瘤(改訂第4版)」への流れ
- 第Ⅰ部 食道・胃静脈瘤の病態生理
- Ⅰ. 発生機序と病態生理
- Ⅱ. 門脈および全身血行動態
- 第Ⅱ部 門脈圧亢進症の病理
- Ⅰ. 門脈血行路の解剖
- Ⅱ. 食道・胃静脈瘤の病理
- Ⅲ. 脾臓の病理
- 第Ⅲ部 食道・胃静脈瘤の診断
- Ⅰ. 静脈瘤内視鏡所見の記載法
- Ⅱ. 食道・胃静脈瘤出血・再出血のリスクファクター
- Ⅲ. 体外式USによる病態診断
左胃静脈血行動態の診断/造影超音波による診断/肝硬度診断/ MRエラストグラフィEUSによる食道・胃静脈瘤局所の病態診断
コラム)3D-EUSによる診断
- Ⅴ. 門脈圧亢進症の大局的診断
- VI. 画像強調観察でみる食道・胃静脈瘤
- 第Ⅳ部 食道・胃静脈瘤治療に必要な知識
- Ⅰ. 治療薬剤の薬理作用と作用機序
- Ⅱ. 治療後の病理(EIS/EVL)
- Ⅲ. 治療法の選択(治療指針)
食道静脈瘤/孤立性胃静脈瘤/静脈瘤患者の重症度分類/抗血栓薬服用者に対する内視鏡治療時の対応/血液透析患者への対応
- 第Ⅴ部 食道静脈瘤治療の実際
- Ⅰ. 出血例への対応
保存的治療法(バルーンタンポナーデ法)/内視鏡治療
- Ⅱ. 待期・予防例への対応
待期・予防例におけるEIS,EVLの現況/各種治療法〔薬物療法/内視鏡治療(内視鏡的硬化療法(EIS)・EO・AS併用法、EVIS・地固め法・内視鏡的硬化療法結紮術併用療法(EISL)・内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)〕コラム)Ethanolamine oleate(EO)時間差注入法のコツ/EVLにおける撲滅結紮法/Aethoxysklerol(AS)の血管外注入法のコツ/F0静脈瘤への血管内注入
- Ⅲ. 難治性食道静脈瘤に対する治療法
巨木型食道静脈瘤/食道壁外シャントを有する食道静脈瘤/肝癌合併食道静脈瘤/門脈腫瘍塞栓(Vp3/4)肝細胞癌に合併する食道・胃静脈瘤に対する経皮経肝的門脈ステントの効果
- 第Ⅵ部 孤立性胃静脈瘤治療の実際
- Ⅰ. 出血例への対応
保存的治療法(バルーンタンポナーデ法)/内視鏡治療(内視鏡的組織接着剤注入法)
- Ⅱ. 待期・予防例への対応
内視鏡的組織接着剤注入法を中心とした治療法(シアノアクリレートとリピオドールの混合法/内視鏡治療における適切な穿刺部位/EUSガイド下胃静脈瘤治療)/バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術(BRTO)/FoamBRTO
- Ⅲ. 難治性胃静脈瘤に対する治療法
内視鏡治療困難例に対する対処法(SO-EIS)/BRTO難治例に対する対処法
- 第Ⅶ部 食道・胃静脈瘤治療に対するIVR(BRTOを除く)
- 第Ⅷ部 門脈圧亢進症の外科的治療
- Ⅰ. 門脈圧亢進症に対する腹腔鏡下脾臓摘出術と胃上部血行遮断兼脾摘術(Hassab手術)
- Ⅱ. シャント手術
- Ⅲ. 肝移植
- 第Ⅸ部 食道・胃静脈瘤患者における門脈血栓
- 第Ⅹ部 食道・胃静脈瘤治療における栄養管理
- 第XI部 異所性静脈瘤の診断と治療
- Ⅰ. 十二指腸静脈瘤
- Ⅱ. 小腸静脈瘤、結腸・直腸静脈瘤
- Ⅲ. 胆管静脈瘤、胆管空腸吻合部静脈瘤
- 第XⅡ部 食道・胃静脈瘤の現況と今後の展望
- Ⅰ. 各種治療法と保険適用の基礎知識
- Ⅱ. 経口直接作用型抗ウイルス薬(DAA)と静脈瘤
- Ⅲ. 食道・胃静脈瘤研究最前線
食道・胃静脈瘤出血予測に関する研究の温故知新/NAFLD/NASHと静脈瘤/門脈圧亢進症における分子生物学的検討
- Ⅳ. 集学的治療と今後の展望
- 資料門脈血行異常症の診断と治療に関するガイドライン