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H.pylori関連以外の胃炎の所見,診断に苦慮する症例も取り上げた
胃炎の京都分類 改訂第2版
- 【監修】
春間 賢
- 【編集】
加藤 元嗣,井上 和彦,村上 和成,鎌田 智有
- 【ISBN】
978-4-88875-309-8
- 【本体価格】
4,800円
- 【刊行年月】
2018年 11月
- 【版組】
B5判
- 【ページ数】
160ページ
- 【在庫】
なし
- 【改訂版】
胃炎の京都分類 改訂第3版
- 現在 改訂第3版準備中 2023年5月刊行予定
★第2版電子版の販売を継続しているサイトがございます.ご注意ください
- この改訂版では,すでに確立したH. pylori感染診断とともに、前版では取り上げなかった,あるいは解説が少なかった自己免疫性胃炎,PPI関連胃症,NSAIDs潰瘍,好酸球性胃炎,collagenous gastritis,Helicobacter suis胃炎,感染性の胃炎,IBDに伴なう胃炎,アニサキスによる胃炎なども含め,さらに,診断が困難であった症例も取り上げ,病理組織像も増やして解説している.
主な内容
- 第1章 胃炎分類の歴史
- 第2章 胃炎の内視鏡所見
- 1. 総論
- H. pylori未感染胃粘膜=正常胃/現感染胃粘膜=慢性活動性胃炎/既感染胃粘膜(除菌後あるいは高度萎縮による菌の自然消失)=慢性非活動性胃炎/薬剤による胃粘膜の変化
- 2. 「胃炎の京都分類」所見の解説
- 萎縮/腸上皮化生/びまん性発赤/点状発赤/粘膜腫脹/皺襞腫大,蛇行/鳥肌/腺窩上皮過形成性ポリープ/黄色腫/陥凹型びらん/ RAC/胃底腺ポリープ/稜線状発赤/隆起型びらん/ヘマチン/体部びらん/斑状発赤/地図状発赤/多発性白色扁平隆起
- 3. 「胃炎の京都分類」所見の解説(その2)
- 4. H.pylori関連以外の胃炎の所見
- 自己免疫性胃炎(A型胃炎)/PPI関連胃症/ PPI関連胃症の病理学的所見/NSAIDs潰瘍/好酸球性胃炎/Helicobacter suis胃炎/感染性の胃炎(結核、CMV、梅毒等)/ IBDに伴う胃炎/寄生虫(アニサキス)による胃炎/急性胃炎(H.pyloriの急性感染)
- 第3章 胃癌リスクを考慮した内視鏡所見スコア
- 胃癌と背景胃炎の関係/胃癌リスクに関連する内視鏡所見/胃癌リスクの内視鏡所見スコア
- 第4章 胃炎内視鏡所見の記載方法
- 解説ならびに症例/内視鏡的背景胃粘膜チェック表/病理診断と一致する慢性胃炎(背景胃粘膜)の内視鏡診断・分類・記載法
- 第5章 診断に苦慮する症例
★今回の改訂に当たり,青文字部分が追加されました.また,他の部分も内視鏡写真の追加・差し替えなどを行っております.