Endo-Skill Update 2013 DVD

  • 【【代表世話人】】 小山 恒男 佐久総合病院 胃腸科
  • 【【世話人】】 小野 裕之 県立静岡がんセンター 内視鏡科
  • 【【世話人】】 矢作 直久 慶應義塾大学医学部 腫瘍センター
  • 【【世話人】】 山本 博徳 自治医科大学附属病院 光学医療センター
  • 【【世話人】】 豊永 高史 神戸大学医学部附属病院 光学医療診療部
  • 【【Guest Faculty】】 門馬 久美子 がん・感染症センター都立駒込病院内視鏡科
  • 【【Guest Faculty】】 斎藤 彰一 東京慈恵会医科大学 内視鏡部
  • 【ISBN】 978-4-88875-264-0
  • 【本体価格】 15,000円
  • 【刊行年月】 2014年 03月
  • 【版組】
  • 【在庫】 僅少
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序 説
ESDの開発から約15年が経過し,その技術は国内に幅広く普及した.また,NBI拡大内視鏡も多くの施設に導入され,日常臨床で使われている.では,そのレベルはどうか? 使いこなしているのか?
Endo-Skill Updateの前身であるESD live demonstration seminar ではESD技術の供覧が主眼であり,診断は裏方であった.Live demoを円滑に遂行するため,前日に小山が地道にマーキングを行っていた.ESDの技術が普及するとともに,一括切除率はほぼ100%となったが,R0切除率は100%にはならなかった.大きな切除を行っても,内視鏡診断を間違えると側方断端が陽性になるからである.
ESDの普及と共に内視鏡診断学が注目されるようになり,ライブ前日のマーキングを見学したいという希望が増えた.そこで,Endo-Skill Updateでは診断のFacultyを招聘し,診断法の供覧にも力を入れることにした.そして,ESU2013では,初めて小山が胃癌の内視鏡診断を供覧することになった.
ESU2013では食道扁平上皮癌,Barrett食道癌,体下部前壁胃癌,体下部大弯胃癌,そして2例の結腸癌を用意した.いずれも,興味深い症例であり,「6時間で診断治療を供覧できる訳がない」と言われた.しかし,Facultyたちは私の期待通りの仕事をみせてくれ,見事に時間内に終了した.短時間に,的確な判断,処置を行い,診断治療を完遂させる.知識と経験に裏打ちされた,確かな技を感じ取って頂ければ幸いである.

SalzburgでのESD tutorialに向かう機中にて
ESU代表世話人 小山恒男
Case 1:A gastric flat lesion
Diagnostic Faculty:Tsuneo Oyama, M.D.
ESD Faculty:Naohisa Yahagi, M.D.
Case 2:An esophageal flat elevated lesion
Diagnostic Faculty:Kumiko Momma, M.D.
ESD Faculty:Tsuneo Oyama, M.D.
Case 3:A gastric flat lesion
Diagnostic Faculty:Tsuneo Oyama, M.D.
ESD Faculty:Hiroyuki Ono, M.D.
Case 4:A colonic flat elevated lesion
Diagnostic Faculty:Shoichi Saito, M.D.
ESD Faculty:Hironori Yamamoto, M.D.
Case 5:An esophageal protuberant lesion
Diagnostic Faculty:Kumiko Momma, M.D.
ESD Faculty:Takashi Toyonaga, M.D.
Case 6:A colonic flat lesion
Diagnostic Faculty:Shoichi Saito, M.D.