大腸疾患NOW 2013 高齢者大腸癌の疫学と治療戦略

  • 【編集主幹】 武藤徹一郎
  • 【編集】 杉原 健一
  • 【編集】 藤盛 孝博
  • 【編集】 五十嵐 正広
  • 【編集】 渡邉 聡明
  • 【ISBN】 978-4-88875-252-7
  • 【本体価格】 3,800円
  • 【刊行年月】 2013年 01月
  • 【版組】 B5版
  • 【ページ数】 140ページ
  • 【在庫】 なし
     ※電子版のみございます。

高齢者の大腸癌には疫学的また病理組織学的に様々な特徴があるばかりでなく,内視鏡的,外科的治療法にも工夫が必要となる.本特集には,高齢大腸癌患者の治療において注意すべき要点が,色々な角度からまとめられている.
また,第74,75回大腸癌研究会で行われたアンケート調査の結果報告も,大変貴重なデータとして利用されるに違いない.非上皮性腫瘍のデータなどは他の方法では入手不可能なほど貴重なものである.
本文目次
■ 特集:高齢者大腸癌の疫学と治療戦略
1.疫学的動向
2.病理学的特徴 形態学的特徴とSSA/Pの癌化/分子病理学的特徴
3.内視鏡治療-適応、追加手術
  • 大腸ESDおよびSM癌の取扱いを中心に/臨床現場から
4.外科治療 腹腔鏡手術/開腹手術
5.化学療法 補助化学療法/切除不能大腸癌に対する化学療法
■ 大腸癌研究会の研究成果より
本邦における大腸非上皮性腫瘍/第74回大腸癌研究会アンケート調査報告
結腸癌手術標本の取り扱いとstage migration/第75回大腸癌研究会におけるアンケート調査より
大腸SM癌における「低分化胞巣」の意義/第75回大腸癌研究会におけるアンケート調査より
★ 大腸癌研究会優秀発表賞 ★
大腸pSM癌リンパ節転移予測因子としての低分化胞巣の意義
スコア化によるStage IV大腸癌の細分類
大腸癌取扱い規約に定められた直腸S状部癌および直腸癌におけるDistal marginの検証