治療困難例へのアプローチ


第9回 ESD Live Demonstration Seminar DVD

  • 【代表世話人】 小山 恒男 佐久総合病院胃腸科
  • 【世話人】 小野 裕之 県立静岡がんセンター内視鏡科
  • 【世話人】 後藤田 卓志 国立がんセンター中央病院内視鏡部
  • 【世話人】 矢作 直久 虎の門病院消化器科
  • 【世話人】 山本 博徳 自治医科大学消化器内科
  • 【世話人】 豊永 高史 岸和田徳洲会病院消化器内科
  • 【ISBN】 978-4-88875-205-3
  • 【本体価格】 15,000円
  • 【刊行年月】 2008年 03月
  • 【版組】
  • 【在庫】 なし

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本DVDは,2007年10月6日に佐久総合病院教育ホールで行われた,第9回ESD Live Demonstration Seminarの内容を約150分に編集いたしました.
序 説
早いもので,本セミナーも第9回を迎えた.この間にESDは瞬く間に普及し,早期胃癌に対する内視鏡治療の第一選択手技となった.また,generatorや各種ナイフの改良も進み,ESDはより安全な手技へと進化した.
今回のseminarでは基本的な病変から潰瘍合併症例や残胃縫合線上の病変などの困難例までを取りそろえ,さまざまなレベルの内視鏡医の勉強になる症例を選択した.各Facultyの最先端の技術を堪能して頂きたい.
ESDは日本で開発され,今や早期癌に対する内視鏡治療の第一選択手技となったが,ヨーロッパ諸国がこの手技の重要性に気づき,真剣に導入を検討している.ヨーロッパには胃癌が少なく,大腸癌やバレット食道癌が多い.事故無く,安全に普及させるためにガイドラインを作り,国を超えた症例登録制度を整えつつある.本家の日本ではまだ十分なガイドラインも無く,またその教育も個々の医師の努力に任されている.何とかしなくてはならない.
本DVDでは各デバイスの開発者が,適切な使用方法を解説しつつESDを施行している.明日からの診療にお役立て頂きたい.
Rotterdamで開催されたESD hands on seminarを終え,岐路の機中にて
佐久総合病院胃腸科
小山 恒男
case
case 1:Early gastric cancer
術前診断:0llc, 40mm, tub, U, Gre
Faculty:Takashi Toyonaga, M.D.
case 2:Early gastric cancer
術前診断:0llc, 15mm, tub, M, Gre
Faculty:Takuji Gotoda, M.D.
case 3:Early esophageal cancer
術前診断:0-llc, 30mm, SCC, Mt, Post
Faculty:Hironori Yamamoto, M.D.
case 4:Remnant gastric cancer
術前診断:0lla, 20mm, tub, M, Less
Faculty:Tsuneo Oyama, M.D.
case 5:Gastric adenoma
術前診断:0lla, 20mm, M, Less
Faculty:Naohisa Yahagi, M.D.
case 6:Early gastric cancer
術前診断:0llc with UI-s, 30mm, tub, M, Less
Faculty:Hiroyuki Ono, M.D.