透析食ガイドブック 改訂3版

  • 【編集】 臼井 昭子
  • 【監修】 加藤 明彦
  • 【執筆協力】 市川 和子
  • 【編集協力】 臨牀透析編集委員会
  • 【ISBN】 4-88875-187-0
  • 【本体価格】 2,500円
  • 【刊行年月】 2006年 06月
  • 【版組】 B5判 並製
  • 【ページ数】 132ページ
  • 【在庫】 なし

目 次
はじめに
  • 透析療法と食事とのかかわり
  • 食事療法の重要性
第I部 透析食とその考え方
1章 エネルギー
  • 1 適正エネルギーの算出法
    • 標準体重を維持する量
  • 2 エネルギー補給のための栄養素
    • 脂質/炭水化物
  • 3 エネルギーを増やす工夫
    • 油を上手に使用する/糖分の利用
  • 4 調理によるエネルギー量の変化
2章 たんぱく質
  • 1 たんぱく質の摂取量
  • 2 たんぱく質の質
3章 食塩
  • 1 食塩の摂取量
  • 2 添加食塩量を減らす工夫
  • 3 調理によるナトリウム量の変化
4章 カリウム
  • 1 カリウムの摂取量
  • 2 高カリウム血症
  • 3 カリウムの摂取量を減らす工夫
  • 4 調理によるカリウム量の変化
5章 リン
  • 1 リンの摂取量
  • 2 リンの摂取量を減らす工夫
6章 水分
  • 1 水分の摂取量
  • 2 水分の摂取を減らす工夫
第II部 ケース別にみる食事療法の考え方
1章 高齢透析患者の食事療法
  • 1 エネルギー
  • 2 たんぱく質
  • 3 味覚
  • 4 便秘
  • 5 食事療法上の工夫
2章 糖尿病性腎症患者の食事療法
  • 1 エネルギー
  • 2 たんぱく質
  • 3 食事療法に使用する媒体の選択
  • 4 視力障害のある患者への配慮
3章 CAPD患者の食事療法
  • 1 エネルギー
  • 2 たんぱく質
  • 3 食塩と水分
  • 4 カリウム
  • 5 リン
第III部 栄養食事指導の実際
1章 栄養食事指導の方法
    • プログラム例
2章 栄養食事指導にかかわる調査と検査
  • 1 食事摂取調査
    • 食事記録法/24時間思い出し法/食物摂取頻度法/デジタルカメラを用いる方法
  • 2 身体計測(身長,体重)
  • 3 血液生化学検査
    • BUN/Cr/%CGR/K/P/Ca/Alb/PA/T-Chol
3章 外食,弁当,調理済み食品の利用上の指導
    • 選ぶときの注意
4章 症状別の栄養食事指導の実際
  • 1 食塩摂取が多いとき
    • 食塩の摂取量を知る方法
  • 2 水の出納に問題があるとき
    • 水の出納の計算:無尿,体重50kgの場合
  • 3 高カリウム血症が認められるとき
    • カリウムが高いときのチェック項目/調理操作の指導/カリウム値【mEq】を【mg】に換算する方法
  • 4 高リン血症が認められるとき
    • リンの除去・排泄量/リンの値が高いときのチェック項目
  • 5 高脂血症が認められるとき
  • 6 嚥下障害が認められるとき
    • 嚥下障害の原因/食品調整時の注意
第IV部 献立の実例集
  • 1 リン制限食の献立
  • 2 カリウム制限の献立
  • 3 食塩6gの献立
  • 4 高齢透析患者の献立
  • 5 嚥下障害の献立
付 治療用特殊食品一覧
●コラム欄
  • 1. 油の酸化
  • 2. マーガリン
  • 3. 食品を組み合わせたときのアミノ酸スコア
  • 4. 「減塩」食品の食塩カット量
  • 5. 透析患者の亜鉛欠乏は見逃されやすい
  • 6. カルシウムは十分に摂ったほうがよいですか?
  • 7. 透析患者の水分摂取量と体重増加の関係
  • 8. 便秘のときに良い食品や料理
  • 9. 糖尿病の治療でインスリンを使っているときでも、食事制限は必要ですか?
  • 10. CAPDではあまり空腹感を感じないのですか?
  • 11. 栄養補助食品とは
  • 12. 肥満透析患者は、減量したほうがよいですか?
  • 13. 運動は栄養によいですか?
  • 14. 経腸栄養とは