臨床に結びつく重要な基礎を明快に解説.
胆膵内視鏡治療の実際 改訂新版
より安全な処置法を目指して
- 【編集】
田尻 久雄(東京慈恵会医科大学内視鏡科)/藤田 直孝(仙台市医療センター消化器内科)
- 【ISBN】
4-88875-142-0
- 【本体価格】
10,000円
- 【刊行年月】
2002年 04月
- 【版組】
B5
- 【ページ数】
140ページ
- 【在庫】
なし
改訂に当たっては,内視鏡認定医,専門医およびそれらを目指す先生方の指針となる,スタンダードな解説書となるように,旧版の内容を見直し,最近話題となってきている事項を新たに追加しさらなる充実を図った.
序 文
近年,胆膵領域における内視鏡の役割はますます重要となり,とりわけ胆膵内視鏡治療は外科手術の一部にとってかわる有用な手技となっている.また,電子内視鏡ならびに周辺処置具の絶えざる開発や改良に加えて内視鏡医の技術の進歩も相俟って,治療の適応とされる疾患範囲も年々拡大傾向にある.このような状況のなか,1998年10月に刊行された初版は好評裡に迎えられた.最新の動向を含めたこの領域の内容を読みたいという読者からの強いご要望にお応えするため,この度全面的に改定を加え,新版として刊行することになった.
今回の新版の発刊に当たっては,内視鏡認定医,専門医およびそれらを目指す先生方の指針となり,かつ胆膵内視鏡治療のスタンダードな解説書とすべく企画した.そこで,初版の内容を見直して,新しく登場した電子膵管内視鏡をとりあげるなど積極的な更新を行うとともに,最近話題となっている事項を新たに追加し,さらなる充実を図った.