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「なぜ,拡大観察なのか」最新の拡大内視鏡所見を解説し,その答えに迫る
拡大内視鏡-極限に挑む
- 【監修】
工藤 進英,吉田 茂昭
- 【編集】
拡大内視鏡研究会
- 【ISBN】
978-4-88875-273-2
- 【本体価格】
8,800円
- 【刊行年月】
2014年 10月
- 【版組】
B5
- 【ページ数】
250ページ
- 【在庫】
僅少
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- 拡大内視鏡研究会が発足して10年が経過した.拡大内視鏡の診断学的有用性は大腸のみならず,咽頭・食道,Barrett食道,胃,十二指腸とほぼ全消化管において確立した感がある.研究会では多くの新発見や様々な研究成果が示されている.
本書では,最新の拡大内視鏡所見を解説し,「なぜ、拡大観察なのか」,「拡大観察のendpoint」を追求した.
主な内容
- 序説:なぜ、拡大観察なのか
- I. 「拡大内視鏡研究会」の10年の歩み
- II. 研究会の主題から
- 1. 咽頭・食道
- 咽頭・食道-異常血管の診断学的意義と限界/Barrett食道・Barrett食道癌/食道のEndocytoscopy
- 2. 胃・十二指腸
- 胃炎と鑑別困難な胃癌/慢性胃炎診断/白色不透明物質/胃癌の組織学的所見/胃癌の範囲診断における拡大内視鏡の有用性と限界/十二指腸病変
- 3. 大腸
- 進化(深化)したpit pattern診断/単離腺管とPitとの比較-組織発生/血管像の評価/IIcとLST-NG/鋸歯状病変/Endocytoscopy/SM癌病理診断-今までの経緯と現状
- III. 病理からのコメント
- 1. 食道
- brownish area/Background coloration/AVA
- 2. 胃・十二指腸
- VS classification system(Demarcation line, Irregular MV pattern, Irregular MS pattern)/white zone/シアン調血管/VEC pattern
- 3. 大腸
- VI高度不整・軽度不整,箱根コンセンサス/IMP(irregular micro pit pattern)/Surface pattern/Dense, Sparce, Irregular pattern/VMV(varicose microvascular vessel)/String sign/Long irregular vessel
- <総括> 拡大内視鏡診断のendpointと今後の展開