肝疾患の最新の知見,診断・治療をOverviewとトピックスに分けて解説


肝疾患 Review 2010-2011

  • 【【監修】】 小俣 政男
  • 【【編集】】 河田 純男/横須賀 収/工藤 正俊/榎本 信幸
  • 【ISBN】 978-4-88875-231-2
  • 【本体価格】 7,600円
  • 【刊行年月】 2010年 05月
  • 【版組】 B5判
  • 【ページ数】 270ページ
  • 【在庫】 僅少
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2010-2011のキーワード
肝炎の基礎
HBVゲノタイプの基礎/HCV増殖と脂肪/自然免疫系と肝炎治療/IFNシグナル分子多型/smadリン酸化と肝炎/miRNAと肝癌/AIDによる肝発癌/IL28B
肝炎の臨床--国際的地域差
エンテカビル以後のB型肝炎/B型肝炎の再活性化/C型肝炎のResponse guided therapy/HCVプロテアーゼ・ポリメラーゼ阻害剤/高齢者のC型肝疾患/C型肝炎治療無効例への対処
肝癌の診断・治療
肝細胞癌におけるSignaling pathway/分子標的治療のバイオマーカー/治療アルゴリズム/Cancer stem cell/高感度AFP-L3分画/Gd-EOB-MRI/Drug eluting beads/Real-time Tissue Elastography
非ウイルス性肝障害
多臓器の脂肪化/肥満と飲酒の相互作用/新しい細胞死の機序/代謝と肝・脳相関/間葉系幹細胞と肝再生/線維化とケモカイン
本文目次
第1部 Overview
1.肝炎の基礎-肝炎のゲノムワイド関連分析を中心に
  • B型肝炎/C型肝炎/HCV receptorとOccludin/minR-122とHCV/自然免疫-RIG-IによるHCV認識機構/獲得免疫-HCVに対する中和抗体
2.肝炎の臨床-日・米・欧・アジアにおける臨床の違い
  • B型肝炎/C型肝炎/A型・E型肝炎
3.肝癌の診断・治療
  • 肝細胞癌の画像診断の最近の進歩/日本の肝細胞癌診療:コンセンサスミーティングの結果をふまえた最近の話題/肝細胞癌に対する分子標的治療
4.非ウイルス性肝障害
  • 多臓器における脂肪蓄積とインスリン抵抗性/NASHに対する薬物療法の現状と展望/メタボリックシンドロームとアルコール性肝疾患の相互関係/免疫学の進歩からみた自己免疫性肝疾患の病因・病態
第2部 トピックス
1.肝炎の基礎
  • HBV遺伝子型と病原性/C型肝炎ウイルスの生活環と発がん/HCV感染性ウイルス粒子形成機構/C型肝炎の自然免疫系遺伝子発現プロファイルと抗ウイルス療法の治療効果/インターフェロンシグナル分子多型と肝炎治療/ウイルス肝炎進展におけるTGF-βシグナリングの役割/マイクロRNAとウイルス肝炎/AIDを介するウイルス肝炎からの発癌機構
2.肝炎の臨床
  • エンテカビル以後のB型肝炎治療/B型肝炎ウイルスの再活性化とその予防/C型肝炎のresponse guided therapy/C型肝炎治療の新展開─プロテアーゼ阻害剤,ポリメラーゼ阻害剤への期待/高齢者のC型慢性肝疾患の治療/C型肝炎治療無効例に対する再治療
3.肝癌の診断・治療
  • Cancer stem cellと肝発癌/高感度AFP-L3分画の肝細胞癌診療に与えるインパクト/EOB-MRIによる早期肝細胞癌と前癌病変の鑑別/EOB-MRI肝細胞相におけるGd-EOB-DTPAの取り込み機序/Drug Eluting Beads(DEB)による肝動脈塞栓療法への期待/ソラフェニブによる進行肝癌の治療/肝細胞癌に対する分子標的薬(ソラフェニブ以外)の開発の動向/分子標的治療のバイオマーカー測定の意義/Fibroscanによる肝発癌予測/非侵襲的肝線維化測定法:Real-time Tissue ElastographyとFibroscanはどちらが優るか
4.非ウイルス性肝障害
  • アルコール性肝障害およびNASHにおけるトランスグルタミナーゼを介する肝細胞死のメカニズム/肝細胞でのMallory-Denk体形成の細胞生物学的意義/糖・脂質代謝における肝・脳相関/骨髄及び臍帯血由来間葉系幹細胞から肝細胞への分化誘導/肝線維化におけるケモカインの役割