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在宅療法の医療経済
- 【監修】
山本 研二郎
- 【編集】
瀬岡 吉彦/山上 征二
- 【ISBN】
4-88875-100-5
- 【本体価格】
4,000円
- 【刊行年月】
1997年 07月
- 【版組】
B5
- 【ページ数】
202ページ
- 【在庫】
なし
目 次
- 第I章 在宅医療の政策的展開とその実態 (山上征二)
- I.日本の医療政策-医療政策の決定と過程
- 1.医療政策決定のプロセス
- 2.診療報酬制度の課題
- 1)全国一律の画一化された料金体系の設定
- 2)医療システムのカバーがない
- 3)医療の機能分担の不明確さ
- 4)診療報酬制度の改革
- 3.在宅療法の選択と展開
- II.腎不全治療の在宅医療
- 1.腎不全治療の形態
- 1)腎不全治療
- 2)慢性腎不全の治療
- 3)腎不全治療の現況
- 4)腎不全治療の費用
- 2.腎不全治療の在宅化
- 1)支払報酬と経費から見たCAPDによる在宅療法
- 2)CAPDの将来
- III.在宅医療の課題と問題点
- 1.患者ニーズの調査とその結果
- 1)在宅療法の医療経済分析のための調査
- ●在宅医療の医療経済調査票-CAPDヒアリング
- ●福祉保健サービスの利用状況調査票
- 2)CAPD患者調査の分析
- a.患者基本データ
- b.経済面
- c.生活支援面
- d.福祉保健サービスの利用調査結果
- 2.在宅医療のシステム化-マルチメディアを利用した医療福祉システムの構築の課題と問題点
- 1)CAPDの現況
- 2)CAPDの方法
- 3)CAPDの課題
- 4)CAPD支援システムの構築
- 5)支援システムによる効果
- 6)まとめ
- 第II章 高齢社会における在宅医療と保険・福祉・住宅の連携 (白澤政和)
- はしがき
- I.到来する高齢社会の特徴と課題
- 1.日本の高齢化の特徴
- 2.高齢社会がもたらす諸問題
- 3.高齢化の原因としての少子社会
- II.高齢社会での在宅医療
- 1.高齢社会での医療
- 2.在宅医療の問題点と福祉・看護・保健等との連携
- 1)看護や介護がニーズの中心である患者の在宅医療
- 2)終末期(ターミナル)を自宅で支える在宅医療
- 3)患者自らが医療技術を行使する在宅医療
- 3.在宅医療を支えるマンパワーの育成
- III.高齢社会での老人福祉
- 1.要介護高齢者の急増
- 2.高齢者介護の実態
- 3.要介護高齢者対策の経過
- 4.老人保健福祉計画実現への途
- 5.措置制度のもつ現代的歪み
- 6.「老人医療」と「老人福祉」にみる矛盾点
- IV.高齢社会での保健事業
- 1.高齢社会での保健事業の動向
- 2.地域保健法の成立とその意義
- 3.保健と福祉の連携,統合の可能性
- 4.地域社会での医療・看護との連携の方向
- 5.保健行政自体の今後の課題
- V.高齢社会での居住環境
- 1.高齢者にとっての居住環境の重要性
- 2.要介護高齢者の在宅生活を支えるために
- 3.施設生活をより在宅生活に近づけるために
- VI.公的介護保険での連携の可能性-ケアマネジメントとの関係で
- 1.公的介護保険とは
- 2.公的介護保険の必要性と本来の目的
- 3.ケアマネジメントの定義と意義
- 4.公的介護保険でのケアマネジメントの位置
- 5.ケアマネジメント過程と保険原理とが適合しにくい側面
- 第III章 在宅医療の経済分析 (瀬岡吉彦)
- はしがき
- I.モデルの概要
- II.在宅医療のマクロ効果
- III.現実への適用-数値例
- 1.標準ケース
- 2.パラメターの変化の影響
- 3.b2の変化の影響
- IV.結論
- 〔補論〕 若年世代のQOLとCAPD
- 第IV章 在宅医療におけるメディカル・マーケティングの課題 (石原武政)
- はしがき
- I.在宅医療への経済的誘因
- 1.診療報酬の改定
- 2.ハイテク在宅医療の診療報酬-CAPDを中心に
- 3.医師刺激モデル
- II.患者選択と医師選択
- 1.血液透析とCAPDにおける患者負担
- 2.CAPDにおける医師選択
- III.在宅医療のためのマーケティング課題
- 1.メーカー・マーケティングの標的
- 2.メーカーの支援体制と社会環境整備
- IV.結語
- 第V章 CAPDの就業選択への影響 (大日康史)
- はしがき
- I.問題意識
- II.経済モデル
- III.データ
- IV.推定モデル
- V.推定結果
- VI.シミュレーション分析
- 結びに代えて
- あとがき (瀬岡吉彦)