保存期から透析によるフォローアップまで
糖尿病と透析療法
- 【監修】 前田 貞亮
- 【編集】 吉川 隆一／中尾 俊之／渡邊 有三
- 【ISBN】 4-88875-089-0
- 【本体価格】 8,000円
- 【刊行年月】 1996年 07月
- 【版組】 B5
- 【ページ数】 311ページ
- 【在庫】 なし
糖尿病性腎症患者は増加の一途をたどっており、透析導入患者における糖尿病患者も増えている。本書では、糖尿病保存期の血糖コントロールから、透析療法によるフォローアップまでを解説。
目 次
- 第I章 糖尿病概論
- １．成因と病態
- ２．診断と治療
- ３．経過と予後
- 第II章 糖尿病性腎症概論
- １．発症と進展機序
- ２．病理と病態
- ３．診断と病期分類
- ４．糖尿病性腎症の治療
- (１)早期
- (２)進行期
- 第III章 透析療法概論
- 第IV章 糖尿病と透析
- A. 糖尿病透析患者の現況
- B. 透析導入期
- １．糖尿病透析患者の特殊性
- ２．導入時期の決定
- ３．治療法の選択
- C. 維持期
- １．食事療法
- ２．血糖管理
- ３．透析液のブドウ糖濃度
- ４．血圧管理
- （１）高血圧のコントロール
- （２)透析中の低血圧，起立性低血圧
- ５．運動療法をどうするか
- D. 糖尿病透析患者の合併症とその対策
- １．眼合併症の予防と対策
- ２．末梢神経障害，自律神経障害の予防と対策
- ３．虚血性心疾患の予防と対策
- ４．脳血管障害の予防と対策
- ５．足病変の予防と対策
- ６．骨関節病変の予防と対策
- ７．精神医学的問題の背景とその理解
- ８．感染症の予防と対策
- ９．貧血の予防と対策
- 10．高脂血症の予防と対策
- 11．ブラッドアクセストラブルの予防と対策
- 第V章 糖尿病性腎不全と腎移植 両角國男，打田和治，幅俊人
- 第VI章 糖尿病における患者教育--糖尿病性腎症を中心として 大森安恵，朝長修，横山宏樹
- 第VII章 糖尿病透析療法におけるコ・メディカルスタッフの役割
- １．食事療法の指導と実際
- ２．看護の実際
- ３．血液透析技術の実際
- ４．ケースワークの実際
- 第VII章 社会医学的課題