臨牀透析 Vol.42 No.1(5)


特集名 患者参加型医療として透析を考える―SDMとACP
題名 わが国の慢性腎不全医療とCKM
発刊年月 2026年 01月
著者 酒井 謙 東邦大学医学部腎臓学講座
著者 小坂 志保 東邦大学看護学部
【 要旨 】 アドバンス・ケア・プランニング(ACP)を話し合いの俎上に載せられる可能性のあるタイミングは3点あるかと考えられる.1)CKD stage G4の療法選択時,2)腎代替療法導入時,3)維持透析の経過中,合併症増悪やフレイルの進行時の3ポイントである.問題点は,CKD stage G4(eGFR 15mL/min以下)の時点で,ACPの話が現実感をもって伝わるかどうかである.しかし腎代替療法の説明と同様に,first touchの各場面で共同意思決定(SDM)を繰り返すことは重要である.予後の説明は,基本的に外科的侵襲のあるKRT各療法においてはとくに重要で,透析導入時には事前指示書(advance directives;AD)の取得も,ACPの一助になる.なお一度決めたACPは可変であることの説明が常に必要である.
Theme Dialysis care through the lens of patient engagement: shared decision-making and advance care planning
Title Chronic kidney failure and conservative kidney management in Japan
Author Ken Sakai Department of Nephrology, Toho University Faculty of Medicine
Author Shiho Kosaka Faculty of Nursing, Toho University
[ Summary ] No Summary
戻る