臨牀透析 Vol.41 No.3(4-3)


特集名 透析患者の骨粗鬆症と骨折を理解する
題名 骨粗鬆症の薬物治療 (3) ビスホスホネート製剤
発刊年月 2025年 03月
著者 谷口 正智 福岡腎臓内科クリニック
【 要旨 】 透析患者の骨病変に対する治療は,まず副甲状腺ホルモン(PTH)を低く保つことが重要であり,そのうえで骨粗鬆症治療薬の投与を考慮する.腎機能に影響を受けない骨代謝マーカーを用いて,高回転型骨粗鬆症と判断した場合には,ビスホスホネート(BP)などの骨吸収抑制薬が良い適応となる.BPは既存の骨粗鬆症治療薬のなかで最もエビデンスレベルが高い薬剤であるが,基本的に腎排泄型であり,透析患者に投与する場合には蓄積性が問題となる.BPの副作用のなかでも顎骨壊死や非定型大腿骨骨折は,高度の骨代謝回転抑制が関与しており,漫然とBPを長期間投与することは好ましくない.本稿では,透析患者におけるBP投与の注意点を中心に概説する.
Theme The resolution of osteoporosis and bone fracture in dialysis patients
Title Bisphosphonates
Author Masatomo Taniguchi Fukuoka Renal Clinic
[ Summary ] No Summary
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