臨牀透析 Vol.37 No.8(12)


特集名 透析医療における災害対策
題名 災害派遣医療チーム(DMAT)
発刊年月 2021年 08月
著者 小井土 雄一 国立病院機構本部DMAT事務局
【 要旨 】 わが国は昔から災害に対する意識は高かったが,こと医療に関しては全く準備がなされていなかったことが露呈されたのが阪神・淡路大震災(以下,1.17)であった.1.17の死亡6,434人のうち約500人は防ぎえた災害死(preventable disaster death;PDD)であったと報告されている.1.17の防ぎえた災害死の原因として,① 急性期の現場における医療が欠落していたこと,② 災害医療を中心的に担う病院がなかったこと,③ 重症患者の広域搬送が行われなかったこと,④ 医療情報が全く伝達されなかったことの4点があげられた.これらの教訓を活かし国は急性期の医療を担う災害派遣医療チーム(DMAT)の創設,災害に強い病院である災害拠点病院の指定・整備,重症患者を被災地外へ運ぶ広域医療搬送計画の策定,そして医療情報を共有するための広域災害救急医療情報システム(EMIS)を開発した.本稿では,DMATと広域医療搬送計画の概要を述べる.
Theme A disaster countermeasures in the field of dialysis
Title DMAT activity for the crush syndrome
Author Yuichi Koido DMAT Secretariat, Headquarters National Hospital Organization
[ Summary ] No Summary
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