特集名 | CKD・透析患者の最近の知見による体液管理 | |
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題名 | 治療と対策(CKD と透析) (4) 透析方法と透析液Na濃度―血液透析 | |
発刊年月 | 2021年 09月 | |
著者 | 鈴木 一裕 | 援腎会すずきクリニック |
【 要旨 】 | 現在,本邦で使用されている透析液Na濃度は140mEq/Lが主流である.低Na透析液を使用することで高血圧を是正することができるが,高Na透析液を使用することで透析中の循環動態を安定させ,高齢透析患者の予後改善を期待することができる.よって,診療している患者母集団に合わせ透析液Na濃度を調整していく必要がある.透析でのNaの除去は血圧安定化に寄与しており,オンラインHDFを行うことで透析低血圧を防ぐといわれている.HD,前希釈オンラインHDF,後希釈オンラインHDFで透析1回当りのNa除去量を比較したところ,前希釈オンラインHDFにおいて相対的なNa除去量の低下が見られた.このことが透析中の血圧安定化に寄与している可能性があると考えられた. |
Theme | Body fluid management in CKD/dialysis patients based on the cutting-edge scientific findings | |
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Title | Dialysis method and sodium concentration | |
Author | Kazuhiro Suzuki | Suzuki Clinic |
[ Summary ] | No Summary |