特集名 | 近未来の透析医療 | |
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題名 | AI・ICTを用いた透析管理 (4) AIを用いた急性腎障害の発症予測と診断 | |
発刊年月 | 2020年 05月 | |
著者 | 林 晃正 | 大阪急性期・総合医療センター |
【 要旨 】 | 急性腎障害(AKI)を発症した患者の短期予後ならびに長期予後は不良であり,発症予防や早期診断による重症化予防が重要である.近年,人工知能(AI)によるAKI 発症予測モデルの開発がなされ,2019年にはGoogleのAI部門であるDeepMind社が,AKIの発症を48時間前にリアルタイムで予測可能なモデルを開発した.AKIの発症を事前に予測(pre-AKI alert)できれば,適正な介入によりAKI発症の予防あるいは重症化予防が可能となり,患者予後の改善が期待できる.一方,これらの予測モデルは完全なものではなく,モデルの感度を上げれば偽陽性も多く診断され,医師の警告疲労(alert fatigue)にも繫がりかねない.いわゆる“pre-AKI e-alert”に対して,患者のAKI発症リスクをどのように再評価し,どのような対応をとるかについては最終的に医師の判断に委ねられており,医師の責任はますます重大となってくる. |
Theme | Perspective on dialysis therapy in the near future | |
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Title | Artificial intelligence assisted diagnosis and prediction of acute kidney injury | |
Author | Terumasa Hayashi | Osaka General Medical Center |
[ Summary ] | No Summary |